みなさん、こんにちは!渡瀬です。
このブログのテーマを最先端をゆくビジネスマンの情報サイトというコンセプトに若干軌道修正してガンガン精力的に情報を発信していきたいと思います。
今回はちょっと概念的な話!!
昨日の日経新聞の記事にこのようなものがありました。
日本生産性本部が19日発表した2021年の日本の時間あたり労働生産性は49.9ドルとなった。経済協力開発機構(OECD)に加盟する38カ国中27位だった。20年の26位からさらに順位が後退した。
日本の労働生産性、27位に後退 21年実績(出典:日本経済新聞12月19日)
これは1970年以降、最も低い数値だとのこと。。。困ったことです。
マクロ的な話はさておいて私達の日々のビジネス、すなわちミクロ的な観点において生産性を向上させるためにはどうあるべきかを考えなければいけないのですが、今回はその前に、生産性の低い人の特徴を考えてみました。
目次
生産性が低い人の共通点
まずは仕事の生産性が低い人の共通点を列挙してみようと思います。
1.何をやるべきか?やるべきことがわからない
2.やりたいこと、やるべきことの内容が抽象的
3.取り組む仕事の内容が標準化されていない
4.ズバリ、やることが遅い
5.仕事の内容に専門性がない
こんなところが生産性が低い人の共通点ではないかと思います。
具体的に見ていきましょう!
1.何をやるべきか?やるべきことがわからない
おい、そりゃ〜当たり前だろうって思いますよね!
でも、案外こういう人ってそこかしこに居ますよねーー。
具体的には、
- 夢や目標のない人。
- やることがないのに指示を仰がずボーッとしてる人。
- やらなければいけないことがあるのに気づいていない人。
- やるべきことがわからないのに上司・上長に聞かない人。
ぶっちゃけ、こういう人はビジネスマンとしては論外ですが、いろんな会社を訪問すると、こういう人が案外目に付きます。特に新入社員なんかは、当たり前ですが結構多いです。
何やったらいいかわからない。直近でやることがない場合、何をやるべきか一生懸命考えればいいのにね!一生懸命考えてもわからなかったら上司に聞けばいいのにね!
とにかく何をやったらいいか?やるべきことがわからない人に生産性の向上はありえませんね!
2.やりたいこと、やるべきことの内容が抽象的
仕事の話をするとなんだかいつも抽象的で雲をつかむような話をする人っていますよね!こういう人も大体仕事の生産性は低いです。
生産性ってぶっちゃけ行動しなければ上がりません。でも、抽象的なことって大概行動が伴わないんですよね!
例えば、「俺は日本を平和にしたいんです!( ・`ー・´) + キリッ」って言われても困っちゃいますよね!?
「で?」
ってなっちゃいます(笑)
こういう抽象的なことを言ってる人って、思ってるだけで具体的な行動が伴わないんです。日本の平和を実現するために何やるんですかね?習近平にでも会いに行って「尖閣に船をよこすなこらぁ!」なんていって交渉するんですかね?
結局、抽象的なことを言ってる人は行動が伴いませんから生産性は上がりません。
3.取り組む仕事の内容が標準化されていない
天才的なプランナーだったり、超優秀な戦略コンサルタントならいざしらず、普通のビジネスマンだったらクリエティブな領域や例外的な仕事は大抵時間がかかります。
そりゃそうでしょう!やり方が分からず手探りで仕事を進めなきゃいけないんだから!
でも、私達の仕事の殆どは過去にやったことのある仕事や每日なのか毎週なのかひと月に1回なのかわかりませんが繰り返しの仕事です。その仕事をしっかりと標準化してマニュアル化しとけば簡単にことが済むのに毎回、同じ資料を見直したり、似たようなものを調べたりつくったりしてる人、、、。そういう人は大概生産性が低いです。
PCをうまく使うとこの辺は解決できるので、これは別途、コンテンツを書きたいと思いますのでお楽しみに!!
4.ズバリ、やることが遅い
あの~~やることが遅い人っていますよね!動作が遅い人を責めたりはしません。じっくり慎重にコツコツと実行して成果を上げる方っていますから!そういう人は問題ありません。
やることが遅い人って大体先延ばしするんですよ!「その資料いつまでに出来ますか?」って尋ねると「今月末までに出します^^;」とか「今週中に、、、^^;」みたいに何でも月末とか週末に期限を設定します。
いやいや、そんな資料いまから2〜3時間やればできるでしょって思うものまで「月末までに〜」って何でもかんでもバッファをつくっちゃうんですよ!何なら今から1本電話かければ済んじゃうことまで「今週中にやっときます!」とか言う始末。こういう人は絶対生産性が低いですからね〜!
何事もスピーディーに!何なら今すぐやりましょう!!
あともう一つ・・・。「その件に関しては上に確認して・・・。」を連発する人も困ります。日本人のいいところでもあり、最大の弱点。何ごとも自分一人では決められない。それなりのポジションについているんだったら自分の責任においてしっかりとジャッジしましょうよ~!権限が与えられていなかったらちゃんと権限を与えてもらいましょうー!!じゃないとなかなかプロジェクトが進まなくて困ります。
5.仕事の内容に専門性がない
誰でもできることしかやれない人の生産性は当たり前ですが低いです。
っていうか、誰でもできる仕事は代わりがいくらでもいるので、コンペでは必ず価格競争に巻き込まれます。ってことは単純に単価が低いので自動的に時間あたり生産性は低くなって当然ですよね!
やはりあなたにしか出来ない仕事、能力、技術を身に着けなければ生産性を上げることは出来ません!!
まとめ
今回は生産性が上がらない人の共通点を上げましたが、特に問題なのは2と3あたりだと思います。
抽象的で複雑なものを具体的なタスクに落とし込んで、それを標準化・定型化・マニュアル化して行くことで合理的に仕事を次から次へとやっつけていく人はホント生産性が高いです!!