「筋を通す」ことが信頼を獲得し、ビジネスで成功する近道だよって話!

皆さんこんにちは、 EX の渡瀬でございます。

今日はビジネスの基本中の基本と言うか、仕事をする上で最も重要な考え方、仕事で成功するために一番重要な考え方について書こうと思います。

それは何かというと筋を通すということであります。

古いとか、昭和と言われようが、、、

こういう話をすると、古いとか、そんなの昭和だとか、今の若い方からは批判をされてしまうかもしれません。

しかしながら、日々ビジネスをして思うのは、実際に営業などをしていて大きな投資に対してジャッジをする最終決定権者は相変わらず昭和世代の人がほとんどです。

つまり良い仕事をしようと思ったら、この昭和の価値観を重要視しなければ、成果を生むことは出来ないのです。

筋を通すとは

それでは筋を通すとは、一体になにをどうすることなのでしょうか?

その語源から紐解いてみましょう!

もともと筋とは筋肉を構成する一本一本の筋のことです。(一般的にイメージする腱のことではないと思います。)

すなわち、筋肉は細い繊維質の筋から構成されていていますが、それらは途中で途切れることなく、始めから終わりまでしっかりと繋がっているという特性を比喩して、ブレずに終始一貫した態度や行動を取る人のことを筋の通った人というようになったんだと思います。

再度、申し上げると、始めから終わりまでしっかりと繋がっていて、矛盾がないことが筋を通すということです。

ビジネスの現場での具体的なケース

ビジネスの現場では、筋を通さない人がたくさんいますので、事例を挙げよて言われれば枚挙に暇がないのですが、例えば先日もこのようなことがありました。

とある同業の取引先社長からお声がけいただき、ウェブサイトの制作の件でミーティングをしたいので来てほしいと依頼され伺ったときのことでした。
その場にはお声がけいただいた社長と社長のご友人で広告代理業をされている経営者、弊社と同業のウェブ制作会社がお見えでした。

話を伺うと、広告代理店を経営されている社長のクライアント様でウェブサイトを制作したい会社があるのだが、その代理店さんはウェブ制作の経験やノウハウがないからということで、私の取引先の社長に相談しにこられ、弊社の取引先の社長から弊社にも協力の依頼がありました。※複雑ですね(笑)

そこで、当方で企画書を作成し、それが採用されたため、代理店の社長と一緒に行動し、提案・契約・制作・ご納品させていただきました。(図をご参照下さい)

この制作プロジェクトが比較的大規模な制作だったため、ご納品までに半年位かかりました。実質的は制作は弊社、営業窓口が代理店の社長という役割分担です。

そして、ここからが筋論ですが、代理店の社長から「○○万円で請求書出して~!」と当方に依頼があったのですが、、、ちょっと待って!

ここで「ハイわかりました!」だと、違ってしまいます。

なぜなら、弊社と代理店社長を引き合わせてくれたのはシステム会社の社長で、私はシステム会社の社長から相談を受けているんですね!なので弊社はシステム会社さんにご請求を上げるのが筋です。

たしかに、間にシステム会社さんが入ることにより、弊社の取り分は減ってしまいますが、ご縁を頂いたのはシステム会社の社長のお陰なのでそこを無視して、クライアント・代理店・弊社でお金のやり取りを完結させてしまうのは筋が通りません。

そこで、広告代理店へはシステム会社から請求を上げていただき、システム会社から言われた金額を弊社からシステム会社へご請求させて頂く流れに変更させていただきました。

筋の通らない、筋を通さない人々

なんだかつまらない話をしているようで恐縮ですが、実はビジネスを行うについては、このような筋をしっかりと通すか否かが極めて重要であり、ビジネスパーソンの基本動作だと思います。

先程の事例で言えば、広告代理店の社長の指示通り、弊社が直接代理店さんに請求を上げれば若干儲けが増えたかもしれません。しかし、それはあくまで今回のプロジェクト限定の短期的な話。

ビジネスは今回限りではなく、この先もずーっと続いていくものです。

クライアントさんやお取引先さんとのお付き合いは、単発で判断するのではなく、LTV(ライフタイムバリュー)すなわち生涯価値を最大化するためにはどう考え、どのように行動すべきかを考えましょう!

そのためにはしっかりと筋を通すって考え方が極めて重要だと思います!

昭和のおっさんのひとりごとは以上でーす(笑)

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