中小企業の成長を妨げる誤ったマーケティング戦略!

多くの中小企業オーナー社長は、どうすれば売上がガンガン上がるだろうと日々試行錯誤していると思います。

しかし、なかなか成果が上がらないよと言う方も多いと思います。

今回のエントリーはなぜ、色々と試行錯誤しているにも関わらず、成果に繋がらないか?その原因をできるだけわかりやすく解説したいと思います。

中小企業経営にはとても大切なことなので是非参考にしていただければ幸いです。

中小企業の成長を妨げる誤った3つのマーケティング戦略!

その1-良い商品さえつくれば売れる

クオリティー

多くの中小企業の社長は、とにかくいい商品さえ造っていれば必ずガンガン商品は売れていくと思っています。そして、今の商品が売れないのはまだ品質が悪いからだ、まだコストが高いからと更に品質改善とコストダウンに励む!

しかし、世の中そんな簡単ではありません。

現実は、あなたの会社の商品よりも品質が劣るんじゃないかと思うような商品もたくさん売れてたりしますよね!(汗)

では、なぜいい商品を造っていても売れないのか?

それは、めっちゃ簡単です。あなたの商品がいい商品かどうかは消費者があなたの商品を購入しなければわからないからです。

いくらいい商品を造っていたって、商品が売れないことにはあなたの商品の良さは誰にもわかってもらえないからです。

いい商品を造るんじゃなくて、売れる商品を創らなければならないのです。その売れる商品を創るプロセスこそマーケティング戦略のひとつなんです。

その2-同じ業界で成功している企業の真似をすれば売れる

ブランディング

本で読んだのか、誰かから聞いたのかわかりませんが、同じ業界の成功した企業の事例を小耳に挟み、表面だけを真似して売ろうとする経営者がいます。

このやり方もほとんどの場合、失敗に終わります。

まず、本などで紹介されるマーケティングの成功事例の殆どは大企業か中堅企業の事例です。また、業界の成功事例の多くもその業界のリーディングカンパニーで人財にも資金にも恵まれた企業の例が多くあります。

しかし、大企業や業績のいい会社が実践して成功するパターンと私達中小企業が実践しなければならないマーケティング施策は全然違うからです。

例えば大企業は潤沢な資金を元にマスメディアの新聞広告などで、ブランドを訴求するブランディング広告なんかを展開して、成功したりします。

でもね~(汗)私達のようなニッチな市場で勝負してる中小企業にマスメディア広告やったって無駄が多すぎて洒落になりません。大企業の同じ様にマスメディアに広告を打ったらあっと言う間に資金は枯渇します。

しかもブランディングってなんですか??

中小企業はインターネットメディアを活用して、社長自身のパーソナルブランディングをすれば効果は見込めますが、マスメディアで商品や会社のブランディングしてった金をドブに捨てるようなものです。

中小企業は自社の商品の広く知らしめることよりも、自身に近い市場の顧客名を知ることのほうが重要です。マーケティングで見込客リストができなければなりません。

中小企業がこんな動画を創ってメディアに流したって、、、???

その3-有名広告代理店に依頼すれば売れる

マスメディア

多くの会社が名の通った広告代理店に依頼すればマーケティングは大丈夫だと思っています。一番ヤバいのは広告代理店に丸投げしちゃう会社。

今まで20年以上に渡り、コンサルティング業界に身を置き感じることは、広告代理店の営業マンやプランナーの方でマーケティング精通している人は案外少なっていう印象です。

それはそうでしょう!

広告代理店の営業は自社の広告枠を売るのは専門ですが、あなたの会社の商品のことは全然知りません。

ましては、普段扱っている商品が新聞広告やTVCM、折込チラシなどマスメディアばかりですから、市場を細分化したニッチなターゲットに商品を訴求したい中小企業にマッチするはずがないんです。

特に価値観が多様化され、ますます個人主義が浸透している現代、マスメディアなんて完全にオワコンです。

中小企業がマーケティングで失敗しないために

商品の品質を上げるだけじゃダメだし、業界の成功事例を真似してもダメ出し、広告代理店に丸投げしても駄目だと言うことはご理解いただけたでしょうか?

で、どうすればいいか!!

中小企業マーケティングのイロハのイはターゲットを明確に絞ることです。広告代理店とばっか付き合っているとこのターゲットを絞るって発想が皆無ですが、これが極めて重要です。

次にそのターゲットに対し、どのようなメッセージを伝えればいいかをしっかりと考えて下さい。それは決してあなたの商品の機能や性能ではないと思います。

ターゲットユーザーが一番知りたいメッセージをインパクトのあるコピーとしてまとめ上げる必要があります。

最後に的確なメディアチャネルを選択すること。あなたのターゲットにあなたのメッセージを届けるためにはどのメディアが一番ふさわしいか?どのメディアが一番合理的かを考えて選択して下さい。

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