イギリス変異株流行時における中小企業経営の心構え
みなさん、こんにちは。
昨年の今頃は、まさかここまでコロナが長引くとは思っていませんでしたよね~。
むしろ、今頃はコロナが沈静化していてずーっと抑えていたい鬱憤が爆発して、大消費時代がきているんじゃないかと思っていました。
企業業績もV字回復し、景気も好転しているのでは密かに思っていたのですが、、、どうやらそうでもなさそうです(´;ω;`)
私達はまだまだ、長い時間コロナとともに過ごす(Withコロナ)覚悟を決めないといけないようですね。
Withコロナが長期化すると思う理由
私が、コロナ、まだまだ時間かかるじゃ~んって思う理由は、イギリス型のN501Yという昔のNECのガラケーの品番みなたいな変異株が相当に厄介そうだからです。
本音を言えば、以前の私はコロナのことをそんなに恐れていませんでした。なぜなら感染のルートが飛沫感染だと言われていたからです。
飛沫感染での感染対策
だって飛沫感染ならば、究極的には手洗いとうがいを徹底して、特に目・鼻・口にふれる前に必ずアルコール消毒すれば、感染することはないと思っていたんです。
具体的には
●むやみにモノを触らない。
●なにかモノを触ったら、即座にアルコール消毒をする。
●自分が何かにふれる前に必ず消毒する。
●むやみに顔(特に目・鼻・口)に触れない。
を徹底していたら感染は防げるはずなんです。
N501Yは空気感染的な拡大も、、、
しかし、どうやらイギリス型の変異種(N501Y)の感染状況を見るとほんとに飛沫感染だけ?って感じがします。どうやら空気感染に近い広がり方を見せている気がするので、上記の対策だけでは不十分だと感じます。
実際にWHOは、新型コロナウイルスに関する新たなガイドラインで「主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で新型コロナウイルスが空気感染することは無視できない」として、空気感染の可能性を指摘しています。
医療専門家の間でも感染者が飛ばしたエアゾル(飛沫核)を吸い込むだけで感染し、また、そのエアゾル(飛沫核)は数十メートルまで移動する可能性があると指摘しています。
つまり、自覚症状のない感染者がいる換気が十分でない空間に居るだけで、場合によっては感染しちゃう可能性があるということです。
エアゾル(飛沫核)を防ぐのは難しい
しかも、あの有名な東京大学医学部が行った調査「新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果」で、あの完璧と思われるN95マスクでさえも、正しく密着して使用しないと防御効果が低減すること、また、マスクだけではウイルスの吸い込みを完全に防ぐことができないことも明らかになりました。
ヤバイですよね!!
だとしたら、対策の施しようがないですよね~(^_^;)
てか、本当にロックダウンするしか感染拡大を防ぐことが出来ませんし、最近の大阪の感染状況などは明らかに第四波が到来していると言ってもいいのではないかと思います。
Withコロナの展望
N501Yの感染拡大を防ぐことはかなり難易度が高いです。
ってことは経済をさらに止めなくてはならないという最悪の事態を招きかねないです。
最悪の事態とは
1.第4波、第5波の到来!
2.3度目の緊急事態宣言
3.医療現場の崩壊!
4.東京オリパラ中止!
5.消費マインドの低下!
などです。
これで済めばいいほうです。最悪のシナリオは、これにプラスして大きな災害が起こったりしたら、財政逼迫、金融暴落なんて考えたくもない恐ろしいことだってないとは言えません。
経営者の皆さん。経営の戦略オプションの一つに最悪の事態を含めた対策を考えて置いたほうがいいですね。
中小企業経営の緊急事態宣言発令!
このN501Yの感染拡大、Withコロナの長期化は中小企業経営にとっては緊急自体です。
今まで、なんとか蓄えてきた資金でやりくりしていましてが、流石にそろそろ資金も底をつきます。
そこで大至急、以下の対策に取り組んだほうがいいと思います!!
1.公的資金・補助金の徹底活用
2.新商品・新サービスの開発
3.営業・サービスのオンライン化
4.業態転換
5.最悪は、、、事業をたためるうちに廃業
調べれば、国・県・市町村が様々な公的資金・補助金を出しくれています。絶対に使わなければ損ですから、徹底的に調べて有効に活用しましょう!!
そして、それらの補助金を活用しながら、究極的にはコロナ禍でも生産性をあげられる業態に替えることが必要です。
できるだけ、5にならないよう全力で事業構造の転換を図りましょう!!
ものは考えようです。コロナのおかげで今までの古い商習慣を刷新して、次世代の新しいビジネススタイルに転換する絶好のチャンスです。経営者である以上どの様な環境になっても、その環境にしっかり適応して事業を前に勧めていくしかないのですから!!