2019年!中小企業にとって今年の景気はどのように影響するかを考えてみた!?
今更ながら、本年はじめてのブログを書くことをお許しくださいm(_ _)m
2019年がつい先日始まったと思ったら、もう1月も半分以上過ぎてしまったんですね(汗)この時間の過ぎるスピードがめっちゃ早すぎることに恐怖すら感じます(笑)
さてさて、今年はどんな年になるだろうな~なんて考えながら、今このブログを書いていますが...思おうことは2つ。
1.今年の景気は若干ですが減速傾向で、厳しい経済の始まりの年となる!
2.そんな中、リアル店舗・リアルビジネスしかしていない企業の業績はますます厳しくなる!
と思います。
今年は景気減速の年
今年の景気はぶっちゃけ減速傾向になると思います。
そう思う理由は大きく分けると以下の3つ!
1.今年秋に予定されている消費税増税により、秋以降の消費が低迷する。
2.米中貿易戦争で米国及び中国の景気が悪化する。
3.イギリスのEU離脱とかがバタバタしてヨーロッパも景気が厳しい
まあ、エコノミストでもなく経済学者でもないので、こんなアホでも思いつくことばかりですが...こんな要因から日本経済はちょっと減速するんじゃないかと思っています。
消費税増税による個人消費の減少
まあ、消費税導入前に駆け込み需要は当然あるんですが、それ以降の消費の落ち込みは当然のことながら駆け込み消費よりも確実に大きくなるでしょう!
これは、過去の増税後の経済を見ればわかることで、今回も例外なく景気低迷の引き金になると思います!
米中貿易戦争による米国・中国の景気低迷
トランプさんと習近平のいざこざで、お互い(特に中国のほうが痛手は大きいと思うが...)の景気は低迷すると思います。
まあ、特に中国はHuaweiやZTEなど、これから収益の柱となるはずの有力企業が米国のツルのひと声で各国政府から閉め出されちゃってますから相当痛いでしょうね!
もちろん、米国のアップルの中国マーケットの市場低迷でiPhoneの減産が報じられていますから、どちらにとっても実際はあまりいい話にはならないと思うのですが...
ブレクジットによる欧州の景気低迷
昨今の新聞や経済誌でブレクジットの文字を見ない日はないと思うほど注目ニュースである。
ブレクジットとは、ブリティッシュ・エグジットの略でありシンプルにイギリスのEU離脱をマスコミがハイカラな造語・略語としてつくったのだろう!
で...これで景気が良くなるか悪くなるかですが...新聞なんかを読んでいてもわかりやすく解説してくれているところはあまりない。
しかし、言えることはイギリスもEUも多かれ少なかれ混乱することは間違いない!混乱するということは貿易も低迷するはずで、世界経済にとっては百害あって一利なしってことは容易に推測できる。
まあ、以上のことから今年の景気のマクロ環境は総じて厳しい!
2019年、景気のプラス要因
ちなみにマイナス要因ばかり書いたが、もちろんプラス要因もある!それは、我が国日本の2019年は選挙の年であり、2020年は東京オリンピックの年である。
政府も選挙に勝たねばならないから、後先考えずに公共投資はジャブジャブであろう!東京オリンピックへの投資は一段落ついたものの海外からのインバウンド需要は今年も好調であろう!
世界全体にはかなり厳しいが、日本国内はプラスの要因もある。結局、プラスマイナスで若干のマイナスになるであろうというのが私の見立てである。
我々中小企業の経営対策はいかにあるべきか
で..
このような経済環境の中、我々中小企業はどのような経営を推進すればいいのか?そこか最大の肝ですが...
その答えは、しっかりと地域に密着し、着実に経営の基盤を整える年だと思います。
多分、為替レートも円高方向に振れていくでしょうし、米国や中国、欧州を市場は低迷するでしょうから、世界をマーケットにする大企業の業績は厳しくなると思います。
また、その輸出関連の大企業の集積地である東京の景気は少し低迷すると思います。
しかし、ローカルを拠点とし、商いを地道に行う我々中小企業にとってはあまり関係のない話。今までどおり、しっかりと地域に根を下ろし当たり前のことを当たり前にしっかり取り組む。これが極めて重要なことだと思います。
景気減速といえども、日本のGDPが500兆円を大きく割って、誰もなんにもモノを買わなくなるわけではありませんからーー!
今更ながらIT革命は確実に中小企業を飲み込んでいく
ただし...このようなマクロ経済とは別に違った外部環境の変化は着実に進行しています!
それは、今更ながらIT革命の大津波です。今年はより一層消費者の消費行動プロセスの中にITやインターネットが着実に浸透し、定着する年になると思います。
今までITは大企業や先進的なベンチャー企業が取り組むもので地域の中小企業には関係ないと思ってた方も多いと思います。
しかし、今年はITを真剣に考え、全力で取り組まない中小企業にとってはかなり厳しい年になると思います!
次回はそのへんのことを詳しく書きたいと思いますのでお楽しみにーー\(^o^)/